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書評: 50歳からの出直し大作戦(出口治明)

公開日: : 最終更新日:2017/01/26 書評・ブックレビュー

50歳からの人生、50歳からの起業を応援する本です。

今日は

「50歳からの出直し大作戦」

という本を紹介します。

著者はライフネット生命保険株式会社の代表取締役会長、出口治明さんです。

50歳からでも人生やり直せる!50歳からでもイキイキと生きる!

 

帯には、

突然のクビも、趣味も、子供時代の夢も、

すべてが人生大逆転のきっかけに!

無敵の50代を謳歌する働き方

49歳で左遷人事、55歳で子会社出向、58歳で起業した、68歳の現役経営者が自ら取材、

50代で花開いた人たちの成功理由とは?

とあります。この帯に大いに惹かれて読み始めました。

50歳から一花咲かせる人生。この本はそんな生き方を励ましています。

 

目次は?

目次は以下のようになっています。

まえがき いつも今が人生で一番いいとき

第1章 50代が起業に最適なこれだけの理由

第2章 偶然を大チャンスに変える ー中村勝さんと語る

第3章 定年間近の57歳で創業して上場 ー大嶋翼さんと語る

第4章 子供の頃の夢を50歳で実現 ー牧野克彦さんと語る

第5章 趣味を仕事にする幸福 ー石塚眞一郎さんと語る

第6章 金融業からスイーツに大転身 ー鈴木哲也さんと語る

第7章 営業センスを生かした資格業 ー寺田淳さんと語る

第8章 起業成功の条件と準備

あとがき 置かれた場所で咲くだけが人生ではない

目次だけで心惹かれることばが並んでいます。

いつものように、印象に残ったことばを拾い上げていきましょう。

 

いい時も辛い時もある。でも「今が一番いい」と考える

筆者の出口さんは、

「今が一番良い時期」

と常に考えるようにしていると言います。

とはいえ、その人生の中でいろんな時がありました。

順風満帆に思えた時もあれば、逆境・試練として言いようのないときもある。

業界として会社として、右肩上がりに業績が上がって景気の良い話ばかりの時代もあれば、

「失われた20年」と呼ばれてしまうくらい、何をしても先が見えてこない時代もある。

それら多くの順境・逆境を、著者の出口さんは生命保険業界という一つの世界を

軸に、たくさん経験してこられました。

 

歴史は大きい波・中間の波・小さな波の合成で作られると言います。

そして人間個人の人生は、その三つの波の合成でほとんど決まってしまい、自分自身の

力でなんとかできることには限りがあります。

大きな波とは、気候のこと。もし氷河期に生まれてしまったら、全く別の人生です。

中間の波とは、たとえば戦時下なのか平時なのか、くらいの波です。

今は第二次世界対戦が終わってからは日本は戦争をやっていませんが、それでも

経済の浮き沈みがあり、好不況、バブルやその崩壊などを味わいました。

こういうのは小さな波です。

 

人生は外部要因の偶然で決まる部分(大きな波+中間の波+小さな波)が大きく、

個人のがんばりなど小さく限界のあるものです。しかし、だからこそ人は、

自分の生まれた時代、国、環境などにあれこれ不平を言っても仕方がなく、

その中でできることをするのが賢明であり合理的である

と分かります。

 

未来に向けて努力する

未来に向けて何かを始めるのに、遅すぎるということはありません。

どこそこへ海外旅行に行きたい

英会話を習得したい

習い事をはじめたい

そんな目標を持つことは、これからの人生を豊かにします。

自分の意思で、未来は変えることができるのです。

「今が人生で一番いい時だ」と考えて、新しいことにチャレンジすることができるのです。

 

人生の黄金期は50代

出口さんは、人生の黄金期は50代と断言します。

経験を積み、知識が増えて、人脈も豊かで、仕事の能力的には頂点です。

しかも60代と違う点は、体力がまだ十分に残されていること。

私は50代までにはまだまだ程遠い年齢ですが、でも人生の黄金期は50代と

断言されると、嬉しくなります。

自分はまだまだ若いじゃないかと元気が出てきます。

そして定年が60-65歳だとしても、50歳になってからまだ10年以上が

残されているのです。そして定年制度というのはだんだん崩れていくことが

予想されていますから、これからの時代はますます、

「50歳からの出直し大作戦」

という本書の通りに、新たな第二・第三の人生を切り開いていく力が

求められていくのではないかと思います。

俊敏に体が動く状態をキープしつづける

ビジネスにおいて一番大切なことは、体調管理です。

健康をキープし続ける

早寝早起きを心がける

体型を維持する、スマートでいる

ストレス発散をする

適度な運動をする

仕事のストレスの中、これらのことをするのは大変なことです。

しかし、せっかくの起業チャンスや新しい世界に飛び込むチャンスなどの

本書でいう「大逆転」のチャンスがあっても、資本である体が

しっかりメンテナンスされていなければ、その機会を掴むことが

できません。

 

置かれた場所で咲くだけが人生ではない。

本書で学んだ大切なことは、これです。

今自分が居る場所が自分の居場所ではないと感じた時には、

新たな環境で自分を試してみるのもアリなんだ

ということ。

「置かれた場所で咲く」ということだけが、人生ではないのです。

あるところで自分が咲けなければ、咲ける場所を探せばいい。

定年が近づくと自分の人生も終わりに近づいたと感じる人もいます。

しかし、出口さんはそれは大きな間違いだと言います。

平均寿命を考えると、50歳は、死ぬまであと30年もあるのです。

「お華でもお茶でも、3年黙って通えば免状くらいもらえる」

とある習い事のお師匠さんが言っていたそうな。

だとすれば、30年という年月を使えば、習い事の免状が10個ももらえる!

人生が終わりに近づいたどころか、まだまだ時間は無限にあるのです。

 

まとめ:

タイトルは「50歳からの、、、、」ですが、もっと若い人でも十分楽しめました。

この人はとってもポジティブ。そして現実的だと思う。

確かに50歳は、まだまだ可能性を持っています。あと30年という時間、

仕事の能力、体力と健康、あとは何をやりたいかである。

充実した50歳になるためにも、今を全力で生きよう!!

 

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