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イチローの負傷とその後。2017年開幕に間に合うか。

公開日: : 最終更新日:2017/02/26 野球

イチローの負傷とその後。2017年開幕には間に合うのか!?

マーリンズのイチローが練習中に外野手同士での接触事故で負傷したというニュースが入ってきました。その詳細は?負傷の度合いは?そして2017年の開幕戦には間に合うのか?いろいろと入ってくる情報をまとめて考えてみます。

 

イチローはもともと鉄人

日本にいた時からほとんど休まなかった

イチローはもともと、めっちゃ怪我・負傷が少ない選手なんですよ。

日本にいた時から怪我・負傷で休んだシーズンを見たことがない。イチローが日本で活躍したのは1994年から2000年のシーズンなんですが、その7年間で「7年連続首位打者!」みたいなことがよく取りざたされるけど、鉄人ぶりにも注目したいと思います。いや、7年連続首位打者ってのはもちろん異次元の凄さなんですけど。

イチローの良いところは、シーズンでいくら打率が高くても休まないのです。それまでの首位打者争いというのは「規定打席に到達したら試合を休んで打率が下がるのを防いでキープする」みたいなのが定石としてありました。首位打者争いをしている選手は、どの選手であっても、9月になったら自分が一位になったときは休んでましたもん。

でもイチローはそれもしなかったから、ほとんどのシーズンでフル出場。イチローは打率ではなくあくまでも「安打数」にこだわったからだとされています。打率は下がることもあるけど、安打数は下がることないから、常にポジティブに試合に臨めたそうです。

そしてその頃から発揮していた鉄人ぶり。とにかく負傷をしない。

確か休んだのは最後の2000年のシーズンの終わりの方だけだったんじゃないかな、、、

アメリカに来てからも鉄人ぶり

イチローはアメリカに来てからも鉄人ぶりを発揮します。MVP(最優秀選手賞)をとって衝撃デビューを飾る2001年はもとより、毎年フル出場に近い形で試合に出続けています。あのシーズン262安打のメジャーリーグ記録を打ち立てた2004年のシーズンだって、一試合だって休んでいたら無理な記録ですもんね。特に終盤、疲れが見えてもおかしくない最後の数試合でバカスカ複数安打を打っています。

イチローは、技術うんぬんの前に、まず「とんでもないタフな男」なわけですよ。

松井秀喜、通称ゴジラっつーすごいバッターが昔いたわけだけれど、メジャーリーグの通算成績だけを単純に比較してしまうと、松井秀喜とイチローには差があるように思えます。でも私の考えるところでは、松井がもし2006年に負傷して手首を骨折しなかったら、松井もさらにとんでもない記録を打ち立てていたんじゃないかな。2002-2005年でヤンキースで彼はめっちゃくちゃ活躍するわけだけれど(毎年3割、100打点!)、2006年で負傷して以来、明らかに調子が狂っちゃっています。

イチローはそんなトラブルもなく、負傷から最もほど遠い男として、メジャーのトップを走り続けてきたわけです。

イチローの入念な準備が怪我・負傷を防いでいるのか!?

イチローについて有名なことは、そのウォーミングアップの入念さ。誰よりも早く球場入りして、何時間もかけてランニングやストレッチを黙々と行い、準備していく。入団したてのルーキーではなくて、MVPやメジャー記録を勝ち取ったチーム最高年棒の男がそれをずっとやっていたというのだから驚きです。それはイチローが負傷しない、故障しにくい体の状態を作り上げるために必要なものだったのかもしれません。

それとは別に、松井選手はじめ他の選手も別にウォーミングアップを怠っているわけではありません。ではなぜ、イチローだけが怪我・負傷をしないのか!?それは負傷をしない身体の使い方を熟知している・怪我をしないように気をつけながら動いている、ということにあるのだと思います。

イチローの名プレー集を見てみると、地面すれすれに手を差し出すけっこうきわどいスライディングキャッチや、壁に激突するかのような猛ダッシュの末のジャンピングキャッチなど、負傷の原因になりそうなプレーをけっこう果敢にやっています。でもこれらは自分でコントロールできることでもあるので、彼は負傷しないで済むジャンプかスライディングか、計算しながらやってきたということなのでしょう。「危険っぽいけど、自分では計算づくで動いているんだよ」とでも、彼なら言いそうなきがします。

その一つの表れに、イチローが「一塁へのヘッドスライディングを極端に嫌がる」ということがあります。バッターが内野ゴロなどで、一塁に到達するときにぎりぎりのタイミングになったときには、走り抜ける方が速いと言われています。それをなぜ一塁へのヘッドスライディングをしてしまう選手がいるのか?それは情熱のあまりに思わずそうしてしまったり、あるいは思いを表現するパフォーマンスだったりします。

イチローはこういうプレーを嫌悪していることで知られています。プロたるもの、負傷の原因になりかねないギリギリのプレーであっても、それはきちんとした計算に基づいているべきで、思いつきですべきではない、という哲学が垣間見えます。

 

今回の負傷は外野手との接触

さて。今回のイチロー選手の負傷の話にいきましょう。マーリンズの春季キャンプの最中にその事件は起こりました。

2月21日、キャンプ先のフロリダ州ジュピターにて、マーリンズは練習を行っていました。そこでイチローと他の選手が、守備練習中にぶつかってしまったのです。写真は少し見にくいですけど、上のもの。

外野への守備練習のときです。センターを守っていたイチローが右中間に上がった打球を追いかけていたときに、ライトを守っていたバーンズが突っ込んできて、交錯。衝突というほどではなく、かすめてすれ違ったが、イチローは右足を押さえて苦しそうな顔をしたと言います。

運の悪かったことは、自分が取る、という合図の声を二人が同時に叫んで、お互いそれが聞こえていなかったということ。イチローはその後ぎこちない動作ながら守備練習を続けて、早めに切り上げたそうです。

球団の公式発表

球団の公式発表によると、「イチローとバーンズは同時に声を上げて、お互いの相手の声を聞いていなかったとのこと。完全な衝突ではなくてかすめるようにぶつかり、イチローの膝とバーンズの膝がぶつかった。そして膝だけではなく、腰にも不快感があるようだ。」というように伝えています。

イチローはその後、トレーナー室に行って治療を受けました。イチローは余裕を見せて、ユーモアを失わずに話をしたと言います。

連日の報道

アメリカではスポーツ各紙がイチローの負傷を報じました。そして16年間のイチローのメジャーリーグにおけるキャリアの中で、負傷して手当てを受けたことが初めてだということを強調しています。イチローは負傷をしてもリスペクトされてしまう、もはや何をしても崇められるレベルのレジェンドになってしまっています

 

 

負傷させたバーンズへのいたずら

そして今回、イチローの負傷が一大事ではないことがわかった途端、バーンズへのいたずらが始まりました。「殿堂入り確実な名選手を怪我させた男」として、今回不名誉な形で有名になってしまったブランドン・バーンズ。チームメイトたちは彼にいたずらを仕掛けました。それはロッカールームに「おまえはクビだ!幸運を祈る」と書いた紙を貼られてしまったこと。これにはイチローのサイン付きだというから、さらに驚きです。

バーンズ選手にとってはメジャーリーグのスーパースターに負傷をさせてしまったのですから、今回の練習での事故は辛いこと。イチローは、「これでバーンズの気持ちが少しラクになるといい」とコメントしており、彼の気を和らげるためのユーモアとしてチームメイトたちのいたずらに加わったとのこと。

これがまた、スーパースターらしい余裕の「神対応」として反響を呼んでいます。うーんイチロー、負傷しても人気を高めていってますね。

 

まとめ:鉄人イチローも負傷する。でも大事には至らないことを願う

一部の報道によりますと、開幕戦に間に合わないほどの重症ではないようです。スーパースターイチローは、負傷をしても大ニュース。でも早く本調子に戻って、開幕戦からまた活躍をしてほしいものです!

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