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ドジャース最強左腕カーショウがWBC2017アメリカ代表を辞退

公開日: : 最終更新日:2017/03/21 WBC・侍ジャパン, 野球

ドジャースのメジャー最強左腕カーショウ(カーショー)がWBC2017アメリカ代表を辞退

ここにきて、3月に開催されるWBC2017の出場チーム、16個のメンバーが発表されました。

WBC2017アメリカ代表のメンバーは豪華版!今回のWBC2017、アメリカ代表は超本気です。

しかしそのなかに、ロサンゼルス・ドジャースの誇るメジャーリーグ最強左腕、クレイトン・カーショウ(カーショー)の名前はありませんでした。カーショウは予備投手枠のなかにもはいっていませんので、途中で交代を行って、アメリカ代表に召集されることもありません。

カーショウを何とかWBC2017で見てみたい、カーショウがアメリカ代表ユニフォームを着ている姿をみたい、という世界中のファンの願いは、いよいよ叶えられずに終わりそうです。

 

WBC2017のアメリカ代表は本気なのか?

以前に「WBC2017のアメリカ代表は本気なのか?」という記事を書いて、WBCにアメリカ代表として選ばれそうな選手をピックアップして、あーだこーだと分析してみました。

私の結論としては、「アメリカは今年に限らずいつも本気で一線級・オールスター出場メンバーを揃えてきている」、けれども「一流選手のなかで辞退する人もいるので、完全なベストメンバーというわけではない」ということを述べています。

まさに、その分析通りの結果になっています。

 

アメリカ代表はずっとWBCに本気だったかも!?

よく「アメリカは本気ではない」「メジャーリーグのレギュラーシーズンの方が大切で、WBCなどの国際試合にはスター選手は出さない」などと言われます。でもこれは負けた際のアメリカの常套句的な言い訳という部分もあるのです。第一回のWBCを見てみても、アメリカは本気だったと言えます。

デレク・ジーターはいるし、アレックス・ロドリゲスも出ています。

どう考えても一線級の選手たちですし、彼らはあのニューヨーク・ヤンキースの主力ですから、「チームの意向で出場できない」なんてのも昔から実は無いとわかります。

 

しかし、全ての一線級の選手たちが出場を希望するわけではありません。メジャーリーガーはWBCを断りやすいというのもまた事実です。だからかなりの選手がアメリカ代表チームには揃いましたが、アメリカのベスト・オブ・ベストではないことは確かです。

けれども、冷静になって考えてみれば

ベスト・オブ・ベストで代表チームを作れる国がいったいどこにある

というのでしょうか?

 

日本代表だって一線級の選手たちが揃っていますが、同時に辞退する一流選手たちがいます。

仮に5人のメジャー投手である、ダルビッシュ、マー君、岩隈、前田健太、上原浩治が全員出たら(実際は全員が辞退)、日本はぶっちぎりの優勝候補となるし、実際に優勝したでしょう。

プロのリーグを持つ競技の国際試合とはそういうものです。

国際試合に出ればケガをするリスクが高まるのでそれを嫌う選手はいます。個人的な事情で出場を望まぬ選手が出てくることだってあります。そういう意味では「アメリカも他の国も事情はだいたい同じ」だというのが、フェアで現実的な見方だと考えられます。

アメリカ人は

他の国は本気なのに、アメリカは本気じゃなかった

という言い訳は、もうそろそろやめるときだろうと思います。幸いにして、今回WBC2017のアメリカ代表チームは超本気だという評価が広がっていますので、さすがにもう言わないと思いますが、、、

 

アメリカはタレント十分で、WBC2017の優勝候補

さて。アメリカ代表チームはWBC2017に向けて、十分に優勝を狙えるメンバーを出してきました。

内野手は

ノーラン・アレナド(ロッキーズ) 三塁手、4年連続ゴールデングラブ

ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)2013年打撃二冠

ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)昨年打率2位.347

イアン・キンズラー(タイガース)

などが選出されています。

 

外野手には、

アンドリュー・マカチェン(パイレーツ)2013年MVP

アダム・ジョーンズ(オリオールズ) ゴールデングラブ4回

クリスチャン・イエリッチ(マーリンズ)

ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)

が選出されています。イチローの有名な同僚たちが選ばれていますね。

 

捕手にはバスター・ポージー(ジャイアンツ)が選ばれています。

 

投手陣もものすごく豪華です。

クリス・アーチャー(レイズ)

マーカス・ストローマン(ブルージェイズ)

アンドリュー・ミラー(インディアンス)。

などが選ばれています。

 

WBC2017アメリカ代表、リーランド監督のコメント

WBC2017アメリカ代表の監督である、リーランド監督がいうには、

「他のチームがよい選手を揃えているのと同様に、アメリカも素晴らしい選手たちが揃っている。優勝のチャンスはある」

他のチーム、というのはメジャーリーガーを多数揃えてきたドミニカ共和国やプエルトリコ、ベネズエラを意識していることもあるでしょう。これらカリブ海周辺国のチームはメジャーリーグ屈指のパワーヒッターをずらりと揃えており、とんでもない強力な打線を作れます。

しかし、そのコメント通り、これらの並み居る強豪を相手にしたとしても、アメリカ代表チームの優勝の可能性は大いにあります。

クレイトン・カーショウ(カーショー)はWBC2017を辞退することになった

しかし、期待の最強左腕クレイトン・カーショウ(カーショー)は、WBC2017のアメリカ代表を辞退することとなりました。

今回のWBC2017から適用されるWBC新ルール「予備投手枠」は、決勝ラウンドに備えて二人投手を入れ替えることができるというものです。

ドジャース・スタジアムで決勝ラウンドが行われるために、余計に「この予備投手枠ルールを使ってカーショウが登板するのではないか」という噂が出ていました。「カーショウが出場しやすくするためにこの新ルールを作ったのでは」とまで言う人が出てくる始末です。

ドジャース・スタジアムに、ドジャースのエースであり、アメリカの切り札である最強投手カーショウが出てきたら。半端じゃなく盛り上がります。はっきり言って、経済効果だってものすごいあったでしょう。

しかし、クレイトン・カーショウ本人が今回のWBC2017出場をはっきりと辞退してしまいました。予備投手枠による出場の可能性も含めて、否定されています。非常に残念です。。。

 

WBC2017にクレイトン・カーショウが出ていたら、どうなった?

なぜここまで、クレイトン・カーショウがWBCに出場するかどうかが話題になったのでしょうか?

クレイトン・カーショウは最も優れた先発投手に贈られるサイ・ヤング賞を三回受賞した、メジャーリーグ最強の先発投手です。

日本で最も優れた投手がこぞってメジャーリーグを訪れるようになって20年近くが経ちますが、まだ一人としてサイ・ヤング賞を受賞したことはありません。サイ・ヤング賞は先発完投型の投手で、圧倒的な成績を残した選手に贈られます。

日本では「敵なし」となった投手が海を渡るのですが、そこまでの活躍は、まだ日本人では誰も出来ていないのです。(一番近いのはダルビッシュ有選手でしょうか、、、)そのサイ・ヤング賞を、すでに3度も受賞しているのがクレイトン・カーショウ。そのすごさが分かるってものです。

 

また、クレイトン・カーショウはシーズン20勝越えを2度も成し遂げています。

あの田中マー君やダルビッシュ選手ですら14〜16勝といったところですから、いかにカーショウがすごいかが分かるでしょう。20勝って。

 

カーショウの決め球のカーブは、「魔球」と言っても良いほどの変化を見せ、並みいるメジャーリーグの強打者たちを翻弄しています。

そしてカーショウは年齢的にも28歳ですから、まだまだ全盛期は続きそうです。

 

そもそも、野球というゲームのなかで先発投手が占める比重はとても大きいものです。ましてその先発投手が絶対的な力を持っていたら、チームに及ぼす影響ははかり知れません。

もしクレイトン・カーショウがWBC2017に出ていたら、ただそれだけでアメリカが決勝ラウンドで勝利を収める可能性はぐっと高まったはずなのです。

 

まとめ:WBC2017にクレイトン・カーショウが出ないことは残念、、、

前述しましたが、日本からもたくさんの一線級の投手が辞退しています。

田中マー君、ダルビッシュ、岩隈、前田健太、上原浩治、そして大谷翔平。

この6名が参加していたら優勝候補の筆頭に侍ジャパンが上がってきたかもしれません。

それくらい優れた先発投手がゲームに及ぼす影響は大きいものです。

 

もしWBC2017にアメリカ代表としてクレイトン・カーショウが出場していたら、他のチームへの大きな脅威となりました。かなりの確率で勝利が計算できるからです。

一発勝負の国際試合は、予選から一勝するかしないかで大きく結果が違ってきます。

そして決勝リーグは文字通りの一回勝負です。

絶対的な力を持った先発投手がいる場合といない場合では、全く別のチームになってしまうほどのインパクトがあります。今回、クレイトン・カーショウのWBC2017への出場辞退は、アメリカ代表チームにとって大きな影響を与えそうです。

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